アルミユニボディーを初採用
Lightningコネクター初採用
LTE通信対応
ジョブズ不在が不安視された中、アルミユニボディーのiPhone5が登場。
製造に時間がかかるアルミ切削という製造方法のデメリットを
※CNC加工機を大量に導入した事で解決。
(※Computer Numerical Controlの略となりますが、一般的には工作機械の動作をコンピューターによりデジタル制御する意味)
フレームと内部構造のマウント、外装の3つをアルミユニボディーで
兼ねる事により高剛性、軽量、精密という相反する要素を完全に満足させる製品になった。
ディスプレイは長辺を伸ばした4インチのRetinaディスプレイ。
LTEに対応、接続コネクターはiPod以来の30ピンからLightningに。
アウトカメラは800万画素のままだが、インカメラは30万画素から
120万画素へ。インカメラの高画素化が自撮りやinstagramのブームに繋がって行く。
これらの新要素の中で、その後に対して最も影響が大きかったのは
LTEの採用だ。高速データ通信は結果として、クラウド、SNS、WEB、
動画鑑賞・・・あらゆる活動を促進させ、私たちの生活におけるiPhoneの重要度をさらに大きなものとした。
実際、この端末は2012年に登場して以来、iPhone5s、SEと
マイナーチェンジを続けて、結果5年半も経った今でも、販売されている。
量産する事により、結果として部品の調達コストも減るしiPhoneケースなどの周辺機器マーケットの隆盛にもつながる。
現在のアップル人気の礎を築いた端末だといえる。